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風船割りロボット競技|後編~タミヤロボットと本陣の製作工程~

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CHA
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風船割りロボット競技について以前紹介しました。

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風船割りロボット競技|学べる事たくさん!失敗して成功しよう!前編

ロボット競技の内容や学べることは前編で解説したので、後編としてロボットと本陣の製作方法について解説します。

今回の記事で解説すること
  • タミヤリモコンロボット製作キット(タイヤタイプ)の製作の方法とコツ
  • 本陣の製作方法
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解説動画(ロボット製作編)

まずは風船割りロボットに使う、タミヤリモコンロボット製作キット(タイヤタイプ)の作り方を解説します。

チャボット
チャボット

説明書通りに組み立てるのって苦手なんだよ…

苦手意識のある方は動画を見ながらの組立てをおすすめします。

チャボット
チャボット

説明書通りに作るのは得意!

こんな方は説明書と記事を一緒に見ながら作ってみてください!

タミヤリモコンロボット製作キット(タイヤタイプ)とは

今回使用したロボットキットはこちらです。

こちらのロボット、完成形が1パターンではありません。
自分で手を加えて好きな形に改造することができるのです!

まずは説明書通りに製作して動かし、その後改造して自分のアイディアを反映させるのがオススメです。

CHA
CHA

今回は説明書通りの組立を解説します!

準備する道具

製作キットとは別に下記のものを準備しましょう。

  • プラスドライバー
  • ニッパー
  • ラジオペンチ
  • カッターナイフ
  • 単1電池2本

家にあるものがほとんどだとは思いますが、お持ちでない方のためにおすすめ品を紹介します。


▼プラスドライバー
 (このようなセットが便利です。)

CHA
CHA

プラス・マイナスドライバーはマグネット入り!
金属ネジがくっつきますよ!

▼ニッパー

CHA
CHA

こちらなんとプラスチック用!
綺麗に切ることができますよ。

▼ラジオペンチ

▼カッターナイフ


最近は道具も安く手に入るようになりましたが、安すぎるものだとうまく切れず失敗する可能性も高まります。
道具は良いものを揃えるのもまた、ものづくりにとって大事なことですよ!

組み立てのポイント

詳しくは動画で解説しているので、記事ではポイントをまとめて説明します。
見出し部分のリンクと動画の箇所、さらに説明書の項目とすべて一致しているので、不明点は動画も確認してください!

リモコンボックスの組み立て1

リモコンボックスの組み立て1から始めましょう。

リモコンボックスの基板の金属部分は触らない

基板には金属の部分があります。

基板の金属部分

ここはむやみに触ると錆などの原因になってしまいます。
外側を持つようにし、金属部分には触れないようにしましょう。

プラスチック用ニッパーの使用でバリ取りの手間を無くす

プラスチック部品を切り離す際、下の写真内のピンク矢印で指している部分を切ります。

バリの部分

この部品をくっつけている部分が、どうしても切り離す際に部品に残ってしまいます。
これをバリと言い、説明書ではカッターで切るように書かれています。

しかし準備する道具の箇所で説明したプラスチックニッパーであればその必要性はありません。
プラスチックニッパーは通常のニッパーよりも刃が薄く、バリが残りにくいように切り取ることができます。

パーツとパーツが擦れる部分にグリスを少量塗る

説明書でグリスのマークが書いてある部分にはグリスを塗布します。
パーツとパーツが擦れる部分に塗るイメージでOKです。

CHA
CHA

量の調整が難しいです。
少しずつ薄く塗っていきましょう!

タッピングビスとは

ビス(ネジ)には2種類あります。

タッピングビスとビス

タッピングビスは掘り進めながら部品を固定します。
回せば回すほど材料を掘り進めるので、ちょうどいい所で止めるようにしましょう。

またこのキットでは複数種類のビスを使います。
サイズを間違えないように、説明書のビス(実寸大で書かれています!)と比較して確認しましょう。

ビス止めは仮入れ(仮止め)→本締め

チャボット
チャボット

ビスは端っこから1本ずつ…

CHA
CHA

その方法ではずれたときが大変です!

ビス止めは、まずはすべての穴にビスを軽く入れて固定(仮止め)します。
すべての穴の位置がずれてないことが確認出来たら、本締めしていきましょう。

リモコンボックスの組み立て2

リモコンボックスの組み立て2です。

配線の導線部分は手でねじる

導線を小さな穴に入れるときは、導線を手で軽くねじって束ねましょう。
そうすることで穴に入れやすくなります!

スイッチアームの取り付け

スイッチアームを取り付けます。

アーム部分のプラスチックは折れやすい

写真内の矢印で指した部分、折れやすいです。

折れやすい部分

部品を結合させる際は、力を入れすぎず慎重にしてください。

はめ込み時、スライドするパーツの位置に注意

スイッチアームをリモコンボックスにはめ込む際は、その下にあるスライドするパーツに気を付けます。
簡単に指でスライドできるので、真ん中にしてからスイッチアームをはめ込みましょう。

レバーの取り付け

レバーを取り付けます。

スプリングを入れるときはパーツを折らないよう注意

スイッチアームのときと同じく、スプリングを入れパーツを刺しこんでいくときは注意です。
パーツが折れやすいので力の入れすぎには気を付けましょう。

レバーは立てた状態ではめ込む

レバーをリモコンボックスにはめ込むときは、立てた状態にしましょう。

CHA
CHA

レバーをはめ込んだら動かしてみてください。
動きが目で見て分かって面白いですよ!

ツインモーターギヤボックスの組み立て

ツインモーターギヤボックスを組み立てます。

ギヤのギザギザ部分にもグリスを塗る

この部分にもグリスを塗るのを忘れないでください。
ギザギザに薄く少しずつ塗っていきましょう。

クランクギヤボックスの組み立て

クランクギヤボックスを組み立てます。

いもねじはかなり小さいのでなくさない

チャボット
チャボット

何だ?このねじ小さいな…
あっ、転がってどこかへ行ってしまった!

いもねじ、かなり小さいですよね。
チャボットみたいになくしてしまわないように気を付けてください。

いもねじの顔を出す部分に注意

G3パーツは六角形の1辺のみ欠けた形がついています。

いもねじ

その欠けた部分からいもねじが顔を出すようにはめ込んでください。

軸を手で回すのはNG

完成したら金属の軸部分を回して動作を確認したくなります。
しかし絶対に軸の部分を手で回さないでください!

モータの軸部分

ボールキャスターの組み立て

ボールキャスターを組み立てましょう。

アーム部分の切り出し

アーム部分を切り出します。
ここからがロボットの機構の部分です。

CHA
CHA

オリジナルで作ってもいいのですが、
まずは説明書通りに作りましょう!

切る位置には印をつけると間違えにくい

アーム部品も実寸大で長さが分かりやすく説明書に書かれています。
マジックで印をつけると分かりやすいです。

アームのパーツに印をつける様子

またカッターを使用するので、怪我には気を付けてください!

センターアームの組み立て

センターアームを組み立てます。

リベットの色の違いは役割の違い

リベットという部品が出てきます。
こちらは色によって役割が違うので、使う際はどちらの色を使うのか間違えないようにしましょう。

左右グリップアームの組み立て

左右のグリップアームを組み立てます。

リフトアームの取り付け

リフトアームを取り付けます。
説明書にはスポンジを使って貼り付けると書いてあります。
風船割りロボット競技ではスポンジでなくやすりを使うので、スポンジは貼り付けません。

CHA
CHA

やすりで風船を割るロボット競技なので
今回はスポンジ不要です!

タイヤとモータの組み立て

タイヤとモーターを組み立てましょう。

ツインモータギヤボックス

ツインモータギヤボックスを取り付けます。

左右上下を間違えないように注意

コントローラの右側から出ている線をモータの左側に付け、
コントローラの左側から出ている線をモータの右側に付けます。

モータと線

写真と見比べながら確認してください!

クランクギヤボックスの取り付け

クランクギヤボックスを取り付けます。

青線と黄色線がショートしないように注意

コードを束ねていく際に、青線と黄色線の導線部分が接触するとショートしてしまいます。
束ねるときは接触しないように気を付けましょう!

センターアームの取り付け

センターアームを取り付けます。

グリップアームの取り付け

グリップアームを取り付けます。

CHA
CHA

お疲れさまでした!
ロボットのできあがりです!

電池の入れ方(試運転)

最後に試運転をしましょう。
私と同じように動きましたか?

紙やすりの取り付け

風船を割るための紙やすりを付けましょう。
(紙やすりを取り付けている動画はこちらです。)

はさみで切るのですが、はさみがボロボロになりやすいです。
高級な良いはさみは使わないでくださいね!

完成したロボット

まずは試しということでシンプルにやすりを貼ってみました。
一度これで風船割りをしてから改造をしていきましょう!

風船割りロボット競技ソロプレイ

実際にソロで風船割りをしてみましょう。
(↓ソロプレイ部分から再生されます。)

チャボット
チャボット

難しい!
アームの動きを改造したいな!

ぜひ改造してみたよ!って人は動画かこの記事のコメント欄で教えてくださいね!
写真を見せたい方はTwitter(@CHAfreeschool )で見せてもらえると嬉しいです。

解説動画(本陣編)

風船を取り付けるための本陣も作ってみましょう。

こちらに関しては、5分程度の動画なので見ていただくのが一番かと思います。
電動ドライバーを使用しますので、作業には十分気をつけてください!

準備する道具

下記のものを準備しましょう。

  • 角材
  • 板材
  • 目玉クリップ
  • ネジやドライバーなど

下穴を開けたり、ネジで止めたりするのに電動ドライバーを使いました。

ものづくりに興味があるのであれば、電動ドライバーは持っておくといいですよ。
下穴があけられるドリルもついたものがおすすめです!

完成した本陣
CHA
CHA

本陣もぜひ、作った報告してくださいね!

まとめ

今回の記事では、風船割りロボット競技後編ということで、ロボットと本陣の製作方法を解説しました。

今回の記事で解説したこと
  • タミヤリモコンロボット製作キット(タイヤタイプ)の製作の方法とコツ
  • 本陣の製作方法

風船割りロボット競技に少しでも興味を持ってもらえたら嬉しいです。
競技の様子の動画なども送ってくださいね!

道具の準備が要らないロボットキットに挑戦したい!
それならば、紙でできたロボットはどうでしょう?
実は組み立てるのに苦戦しました…が可愛いので、ぜひ挑戦してください

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ロボットキットに挑戦する前にはんだ付けに挑戦するのもおすすめです。
こちらの記事でははんだ付けの入門編として、初心者にも簡単にできるコツを解説しています。
上手にできたらCHAにも見せてくださいね!

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CHA
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ものづくりって面白い!

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
以上、CHAでした!

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「勉強に自由を!」をスローガンに、学校に限らず、好きな時に、好きな場所で、好きなことをYouTubeで勉強できるようになればいいなと思って授業動画を作っています!
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