はんだ付けを始めたい人入門編!オススメ道具と練習方法|コツは4点
はんだ付けを始めたいけど、何から買えばいいか分からない!
ものづくりをしてみたいけど、はんだ付けをできる自信がない!
なんて思っている方はいませんか?
この記事は今からはんだ付けを始めてみようという方にぴったりの内容です。
意外と知らないコツもしっかりお伝えしますので、この記事を読んではんだ付けを習得してくださいね!
- はんだ付けができるといいこと4選
- はんだ付けのコツと練習方法
- オススメの道具
- はんだ付けのコツ4ポイント
解説動画
今回の記事はこの動画についてです。
はんだ付けができるといいこと
はんだ付けができるといいこと4選として以下の点を挙げます。
4については個人差があります(笑)
では1つずつ解説していきましょう!
電子工作キットを作れる
バラバラのパーツから、このような時計を作ることができます。
むき出しの基板がかっこいい!
時計のキットの他にもロボットキットやラジオキットもあり、興味の持ったものを作ってみることができます。
オリジナル基板の試作ができる
ユニバーサル基板と言われるこのような基板を作ることができます。
自分で設計した電子回路を実際に作ることができるのです!
ブレッドボードを使ったことある方も多いと思いますが、それよりもプリント基板に近い形で試作ができます。
修理ができる
電子機器やラジコンなどの電池で動くおもちゃが壊れたときに、
・パーツが壊れていた→パーツ交換
・断線していた→はんだ付けしなおし
という対応ができるようになります。
おもちゃが動かなくなった…と言って諦めるのではなく、修理できるとかっこいいですね!
モテる
私の体験談です!
技術の時間にラジオ工作をしたときに、はんだ付けができたので…
\わー♡CHAさんかっこいいー♡/
\すごーい♡/
モテました(笑)
※個人の感想であり、効果を保証するものではありません※
はんだ付けのコツと練習方法
では早速、はんだ付けの練習をしてみましょう!
オススメの道具紹介
道具がないとはんだ付けはできません。
はんだごては電子工作に使うのであれば20W前後で構わないです。
こて台ははんだごてを置いておくための台です。
また、こて台にこて先クリーナーが置けるようになっています。
学校で使ったことある方は濡らしたスポンジを使った記憶があると思います。
このクリーナーであれば濡らす必要もなく、はんだごての先が綺麗になりますよ!
はんだは鉛が入ったものがオススメです。
鉛が入っていないものが環境に良いとも言われていますが、溶けにくいため扱いが初心者には難しいです。
まずは鉛が入ったもので練習しましょう!
ラジオペンチはパーツを掴んだり、足を綺麗に曲げたりするときに使います。
安いものを買うときはラジオペンチを閉じたときに、先端がぴったり合うやつを選んでください!
※下記は私が使っているものと同じものではありません※
はんだ吸い取り器は、失敗したときに使います。
はんだ吸い取り線も同じく失敗したときに使います。
パーツの足を切るのにニッパーも必要です。
保護メガネは目を保護するためのものなので、メーカーなどは何でもいいです。
ときどき溶けたはんだが飛んでしまうことがあります。
そんなとき目に入らないように保護しましょう!
机を保護するために作業マットを敷きましょう。
ベニヤ板なんかでも構わないですよ!
ツールクリップは自作可能です。
木材に目玉クリップをネジ止めするだけです。
ツールクリップを使うと、基板を浮かせることができます。
浮かせることで、つけたはんだを溶かしながらパーツを引っこ抜くこともできます。
ユニバーサル基板+抵抗を使った練習方法
ユニバーサル基板と抵抗で練習してみましょう。
はんだ付けのコツ
- はんだごてを、基板とパーツの足に当てて温める(3秒)
- はんだごてにはんだをあてて適量溶かす(2秒)
- はんだを離し、溶けたはんだに、はんだごてをあてたまま馴染ませる(3秒)
- はんだごてを離す
とくに1番と3番は知らない方も多いです。
これをきちんと意識してはんだ付けをしてください!
富士山のような円錐の形を目指しましょう。
はんだの量が多いと、お椀をひっくり返したような形になってしまいます。
逆に少ないと、穴が見えてしまいます。
安定して富士山の形にできるように、
練習しましょう!
実際に抵抗1kΩとユニバーサル基板ではんだ付けをしましょう。
ユニバーサル基板は片面のみ金属の穴があり、材質はガラスのものがオススメです。
※ガラスですので、絶対に基板は切らないでください!
はんだ付けの練習を実演で解説
実際にはんだ付けをしている動画です。
抵抗の根本を曲げます。
綺麗に曲げるのが難しいときはラジオペンチを使いましょう。
はんだごてをコンセントに繋ぎ温めます。
こて先はこて先クリーナーで綺麗にしましょう。
解説したポイントを意識してはんだ付けをしましょう。
最初にパーツの足を温めること、
はんだを離した後こてで馴染ませること、
この2点は大事ですよ!
足が飛んでいかないように、手で持って切りましょう。
切ったあとの導線部分の足は箱に入れて置くなどして、落ちて踏まないように注意です。
失敗したはんだの修正(はんだ吸取器&はんだ吸取線の使い方)
はんだ吸い取り器、はんだ吸い取り線、それぞれの使い方を動画で解説しています。
基板が動くと修正しづらいので、ツールクリップで固定してください。
また、パーツを引っ張る場合はやけどしないようにラジオペンチを使ってくださいね!
興味を持った工作キットを作る
抵抗とユニバーサル基板ではんだ付けの練習ができたら、自分の好きなキットを買って組み立ててみましょう!
これは実際に私が組み立てたロボットのキットです。
工作キットはパーツのはんだ付けをするだけなので、簡単にできます。
ユニバーサル基板でオリジナル回路を作る
工作キットを組み立てられるようになったら、ユニバーサル基板でオリジナル回路を作ってみましょう。
まず最初に作るのにオススメなのがLチカです。
Lチカについてはブレッドボードで作成する方法をこちらの記事で紹介しています。
Lチカの他にも
- マルチバイブレータ LED
- Arduino 自作
で検索して、気になったものをユニバーサル基板で作ってみましょう!
Lチカ回路をユニバーサル基板で作るところを実演で解説
Lチカの回路を作っているところです。
はんだ付けするときは背の低い順番が良いです。
パーツとパーツ間の配線は、パーツをはんだ付けしたときに不要となった足を使います。
なので捨てないように気を付けてくださいね!
まとめ
今回の記事では、はんだ付けについてお伝えしました。
はんだ付けのコツは文章を読んだり、動画を見たりすることよりも、実践していくことが一番です!
はんだ付けがうまくできたら、ぜひCHA(@CHAfreeschool )に見せてくださいね!
- はんだ付けができるといいこと4選
- はんだ付けのコツと練習方法
- オススメの道具
- はんだ付けのコツ4ポイント
発注したプリント基板にパーツをはんだ付けする記事です。
実際にパーツをはんだ付けするときは、記事内にも書いているように歪みや向きに気を付けましょう!
ものづくりって面白い!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
以上、CHAでした!